« 0705 私のドライヴァーをじっと見ていると | トップページ | 0708 続、未来のシャフトについて »

チタンが出たての頃の、もうボロボロで名前も何も書いていない古いドライヴァーを使っている私がシャフト選びというのも妙だが、世間一般のような話はしない。どんなシャフトがあなたに合うか、何て言うのは無意味も甚(はなは)だしい誘い文句だ。


スイングが一定しないのに、あなたに合うもないだろう。スイングが一定しないということは同じゴルファーではないということである。毎度違うゴルファーが打つのに、あなたに合う、は間違っている。


最近のシャフトは技術の進歩でねじれ(トルク)と硬さが簡単に比例しなくなってきている。昔は硬ければねじれも少なかった。それでねじれの少ないシャフト、と言う代わりに硬いシャフト、と言っても差し支えなかったが、この頃はそうもいかない。


ボールの飛びと直進性は反比例する。それを決めるのがトルクなので、Sという硬さの表示より、3とか4とか書かれたトルクの方をシャフト選びの基準にするといい。トルクが小さな数値なら飛ばない。大きな数値だとビンタが効くので飛ぶけれど、どっちへ飛ぶか非常に微妙だ。



どうせスイングは毎回違うと思うなら、トルクが小さく曲がらないシャフトでも、初めから右へ真っ直ぐ、あるいは左へ真っ直ぐ飛ぶだろう。トルクの大きなクラブには夢がある。間違えばビッグドライヴの楽しみがある。曲がった場合は派手に曲がるからボールを沢山持っていく必要があるだけだ。


おおよその見当だが、トルクが4を越えたら夢のあるクラブだと思えばいいし、5を越えたらでっかい夢が待っていると思えばいい。3以下ならフェアウェイをとぼとぼと歩くゴルフになる。選ぶのは勝手だ。 筆者

プロだって飛ばしたいし曲げたくもない。そこで妥協点を探す。アマチュアもうまい人はその人なりに,下手は下手なりに妥協点を探す。そこまでは皆同じだが、そこから先が違う。

プロは生活がかかるので危険度10パーセントで妥協する。上手なアマは危険度を20パーセント程度に見積もったシャフトを選択する。そして下手くそは妥協しない。

技術の差よりもここの差が大きい。上手な人はもっと上手に、下手な人はもっと下手なゴルフになる。技術の差は指数的に変化する。自然とはそういうもんだ。

一次的変化ではない。技術の差が少ししかないのに、何でスコアがこんなに違うかと、考えてみるといい。スコアと技術は指数的に変わるのに、それを直線的なグラフで考えるからいけない。

「あなたはそんなに下手ではないはずだ」と言うのは私の口癖で、実際私と余り変わらぬスコアであがれるはずだと私が思うから言うのだが、本人は技術が違うと思い込んでいる。

技術ではなく,シャフトやスイングやクラブ選択の妥協点が違うだけなのだ。

« 0705 私のドライヴァーをじっと見ていると | トップページ | 0708 続、未来のシャフトについて »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 0705 私のドライヴァーをじっと見ていると | トップページ | 0708 続、未来のシャフトについて »