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ネットオークションを眺めていたら、プロギアのニューeggというアイアンを発見した。ニューと言うくらいだから前からあったのだろうが、それはウッドのアイアンに違いなかった。昔ヨネックスが出したカーボンヘッドのアイアンと同じものだが、あれは時期が早すぎたのか、たぶん売れなかったと思う。



eggは写真でしか見ていないから細かくはわからないが、ヨネックスのカーボンアイアン同様、練習場に行く必要のないゴルフクラブだと思う。ウッド指向が強ければ私のイージースワンのように逆グース気味になっていて結構なのだが、プロギアのデザイナーもそこまでの勇気はないだろう。



したがってややグース気味にフェイスが引っ込んだものと思うが、それでもシャフトの差し込み位置はウッド並にかかとから少しフェイスの中心方向へ動いているはずで、それだけでもボールは曲がりにくくなってくる。



さらに、ソールがウッドのように平らで広いので、ダフリをごまかすことが出来る。特に雨に日には、軟らかい土の上でスイングするから普段沈まない体が数センチも地面に沈み込む。そうするとスイングは変わらなくてもひどいダフリになる。広いソールはそのダフリをいくらかカヴァーしてくれるはずだ。



こういうアイアンが売れない事情はわからないでもない。ゴルファーの気分は何時でもプロ指向だから、そんなクラブ、使いたくないと思うのも無理はない。無理はないが、雨の日にプレーしなければならないときのために1セット持っているくらいのつもりで買えばいいと思う。決して損はない。


本当は私のイージースワンを買って欲しいのだが、売るほど作っていないから仕方ない。ステンソンが全英オープンを取った。元々強いとは思っていたが、まるでオランダのスピードスケート選手というか、ツール・ド・フランスのチャンピオンというか、そんな頑強な体型の鉄人がゴルフのチャンピオンになったことが、私には妙に印象的だった。



ゲイリー・プレイヤーとか、トム・ワトソンとか、あるいはベルンハルト・ランガーのようなタイプが如何にもプロゴルファーらしいと感じていた。セヴェ・バレステロスとかグレック・ノーマンなど体格の大きなゴルファーがゴルフ向きなら、その頃からすでに大型ゴルファーの時代になっていただろう。



いや、確かにそうなのかも知れない。ニクラウスもパーマーも小さくはなかったし、ババ・ワトソンもダスティン・ジョンソンも大きい方だ。テニスでも大柄な選手が上位に来るようになってきている。しかしテニスやゴルフにレスリングや柔道、ボクシングのようなクラス別方式を導入するのは難しい。



日本のプロ野球選手はみなビックリするほど大きい。だからこそ世界に通用するのだろう。彼等が全員ゴルファーを目指していたら、とうの昔に日本人のグランドスラマーが誕生していた。それで小柄なアスリート達は小柄でも勝てるゴルフやサッカーへ向かう。女子プロゴルフはそれに間に合ったという感じがする。



しかし男子は間に合わない。この問題はきっと世界中の民族の身長が同じ程度になるまで続くのだろうが、そんな世界はそれでまた、すごく不気味だろう。何でこういう話をするかというと、プロになる気のないお楽しみゴルファーにはeggのようなウッドタイプのアイアンを使う意味がある、ということに気付いてもらいたかったからだ。



私の変な頭の中では、イージースワンというアイアンやeggのようなアイアンの存在と、今書いた競技スポーツの中での体格差の問題とは混ざり合っている。変な頭なのだ。 筆者

オークションに出ていたこのクラブは6番アイアンからだったが、そのシャフトの長さを見て私は笑った。#6番が39インチ、とある。私が使うイージースワンというアイアンを笑い続けたゴルファーの顔を思い浮かべながら、その20年を想って、笑い返した。


私のアイアンは普通よりも長いシャフトで作ってある。それが一番適当だと考えていたからだが、まだ使う機会の来ない新しく作り直したものも、それまで20年使い続けていたものも、6番アイアンのシャフトはピッタリ39インチあった。


身長169センチの私が使うには,いろいろな意味で最適な長さだと、私は20年前から知っていた。スピンはかからないし飛距離が出るわけでもないが、無理をせず、自然体で打つには適当な長さだった。


これ以上短いと振り回したくなるし、長すぎると使いにくい。ベストフィットが6番39インチだったわけだ。現代日本人の平均身長はもっと高いから、普通のクラブでも6番アイアンが39インチあって不思議はない。


ただ、短い方が鋭く振り切れるので、飛距離の面でも、またスピンをかけるのが夢だというアマチュアや、スピンを必要としているプロゴルファーは余り長いシャフトにしない。それでもアメリカ仕様のクラブは日本仕様よりも一回り長い。

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