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昔から「軽さ」は多くの、様々な分野の技術者達の夢だった。アルミは軽い金属だが、飛行機が出来るまでは鍋のフタとヤカンでしか使われなかった。それが飛行機時代になって、アルミは大量に使われだした。飛行機の速度が速くなって音速を超えると、アルミよりはちょっと重いが、非常に熱に強いチタンがアルミを駆逐した。



ゴルフシャフトもアルミの時代があった。しかしほんの一瞬だったと記憶している。私が初めて頂いたマイクラブはアルミシャフトだった。アルミは軽いが剛性や弾性に欠けていたのだろう。そしてクラブヘッドはチタンになり、さらにシャフトはカーボンになった。



飛行機も同じ進化を遂げるはずだった。ただ、カーボンは何だか燃えそうで、まだ本格的に飛行機の機体には使われていないが、そのうちに熱に強いカーボンが作られるだろう。新しい技術やその応用は進化と言えるけれど、商売が絡むと問題が起きる。必ず起きる。



まだインターネットが商用に解放されていなかった頃、現在ではモデムと呼ばれている機械を自作し、電話線を使ってネットらしきものにアクセスして遊んでいた頃は、ネットの世界は実に平和だった。それが商用に解放された途端、進化も劇的だったが、怪しい雰囲気もまた劇的に増加した。



ゴルフ道具もテニスラケットも、技術は進歩している。しかしよく考えてみると進歩しているのはあくまで技術であって、テニスでもゴルフでもないような気がする。新しい技術を開発すれば、それを売りたくなるし、売れるのはわかっている。医療技術と検査機械などはその超たる、極端な例だと私は考える。



それがいいか悪いか、考える知性がそこにない。進歩なのだからいいに決まっている、としか思わない。その裏には儲かるという心理が大きく広がっている。儲からない新技術、そういうものも沢山あるのだろうが、そういうものは表に出て来ないし、意味さえ持たないものとして扱われる。しかし、ずっと先になると、むしろその技術の方が価値を持っていたことに人々は気付くが、手遅れである。






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