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ウェッジでシャンクが出やすかったわけ

しばらく素振りをしなかったら、シャンクの逆にフェイスの先端ギリギリにクレンザー痕が残るようになっていた。研究した結果はすでに書いたが、そういえば、シャンクが出やすかった頃はウェッジなど短いクラブで出やすかったのを思い出した。


これだとつじつまが合う。一般的にフラットスイングはシャンクが出やすい。アップライトスイングはトウキャップ(フェイスの先端にボールが当たる)が多くなる。フラットスイングはクラブが短くなると外見上縦振りに見えてくる。しかし力の出し方としての名義はあくまでフラットスイングのままである。


だいぶ前の話になるが、宮崎のダンロップフェニックスオープンを勝ったデイヴィッド・デュヴァルというゴルファーがいた。アメリカのプロにしては珍しくフラットスイングを使うプロだったが、彼の父親もまたプロゴルファーで、たぶんシャンクに悩まされていたと想像していた。


フラットスイングが横振りに見える長さのクラブならばシャンクは起きにくい。シャンクの原因が、スイングの傾斜を見誤る、と言うか、イメージしているスイングプレーンの傾斜と実際の傾斜が異なって、イメージよりも横振りになったときシャンクが起こる。だからその傾斜が見えやすい長さのクラブではシャンクは出にくくなる。


クラブが短くなってスイングが縦振りに見えるようになると、この傾斜の誤差が見にくくなる。フラットスイングが難しくなり、さらに頭がお辞儀してくるので、頭の重さも効いてきて前に倒れ込むなら、スイングプレーンの傾斜誤差と同時に、プレーンが前方へ平行にスライドすることもあるだろう。いよいよシャンクしやすいわけだ。


フラットスイングは体が直立しているほど楽で、腰を折り曲げる必要が出る短いクラブになるほどむずかしくなる。逆にアップライトスイングは上下のスウェーが出るので、長いクラブほどイメージよりも縦振りになりやすい。それでフェイスの先に当たる危険が大きくなる。


アップライトスイングを使うゴルファーにとってはきっとドライヴァーの方が問題なのだと思う。短いクラブは縦振りになるので、アップライトスイングに傾斜の誤差は出にくい。いずれにしても、私たちはアップライトとフラットのどちらか一方のスイングを使っているわけではない。


クラブの長さによっていくらかミックスしたスイングになる。したがってクラブの長さによって起こるミスヒットに対して正しい対処をする必要がある。このタイトルがその参考になれば幸いです。 筆者

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